04/09/16@バツ彼(終了)

これはあくまでも個人的にはなのかしれないけど、「人間の証明」の健闘以上に予想外だったのが「バツ彼」。
キャスティングとシチュエーションからすると「こりゃ、可もなく不可もなく」な凡作になるのが関の山だろうな……と思いましたよ。放映前は。
高橋克典が女あしらいの巧い課長で、高島が生真面目、恐妻家の天野、マザコン夫と離婚したい綺麗どころの稲森に自立した真矢みき。
妥当な布陣ではあるが、視聴者ひきつけ用のイマシュン(妻夫木とか玉木とか)が入ってない。結果として地味なまま最初から最後まで手堅いストーリー展開に終始するか、なまじっか視聴者にインパクトを与えようと無理矢理な盛り上げを試みて不発になるんじゃないか…と思ってたんだけど、さにあらず。

大味に誇張しちゃったキャラになりそうでならず、かえって現実にいそうな人の戯画として妙な存在感を帯びて来て。
軟派でいい加減そうな男が実は他人に対して無償の気づかいをしていたり、礼儀をわきまえて常識的にハメをはずさないようなのが他人の都合に対する遠慮がなく、強情で非常識。
そして、人畜無害そうなのが案外と(一見、人畜無害そうなだけに逆に)そばに居られては迷惑なことも少なくなさそうだったり。
ところが、その気配りの人が八方美人に振る舞ったあげくにシワヨセがたまる時などに頼るべきは、そんな堅物の旧友なのは、良い意味でドラマだよね。

小松江里子脚本、伊藤一尋P、吉田健演出は、やっぱダテじゃないねェ。
ボール球に手を出して、スタンドに飛び込むファールかと思ったのが距離が伸びずにワンバウンドでポールに命中。
はね返って、転々とそれたボールに野手が追いついたものの、走者一掃させた打者は既に三塁に……てなところか。

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