08/04/29@おせん

「ヨッちゃんさん」かぁ……。
江崎くんだからグリコってのだと、“おせんにキャラメル”で通りが良い気がするんですが。

半人前料理人見習いと、おっとり系おかみのドラマとして原作と比較せずに見れば、通常のドラマとして何ら問題点はないのかしれない。

ヨシオのキャラを強調するあまりの違和感を除けば。
今回であれば

(大豆の選定に対して)
「そこまでやんなくても。そこまで味のわかる奴ってほとんどいないんじゃないスか?」

……というのは、「良い大豆のみで作られた味噌と購入したものをそのまま全部使った味噌」とで味の差があることを前提にしたセリフだろう。
現時点で(一升庵に来たばかり)でモノの善し悪しのわからない新人な江崎というのであれば(区別がつかないのだから)「そんなことしても、ほとんど変わらないでしょ?」という方が、それらしい。
「区別がつかない」と「大差ない」では結果的に似たようなものだが、前者は「本質的に違うが、圧倒的多数が気づかない」であり後者は「本質的に同様なのだが、極まれに気づく人がいる」という感じか。
原作で読んでしまってる人をメインに見据えたなら「あった方が良い手間をかけたものと、かけないもの」は違うというのが当然だから「わかる奴ってほとんどいない」であっても構わないが、そうでなければここは「違いのわからないオトコ江崎」というキャラでいった方が妥当だろう。
だいたい、まだ味噌作りを体験していないのだから「おせんのやっていることの意味の重さがわからない」のであろう。


「おせんさんのカレシってぇ、」「ごめん、もう聞かないから」

……雑談や飲み会で何かの拍子にならともかく、黙々と作業している最中から唐突にそういう話するものかなぁ? 同期であるとか、同郷であることが不意にわかってからとかいったわけでもなく。
第2話の時点で、おせんの生い立ちを視聴者に語っておこうということなのだろうけど。二代目若女将というだけで(しかも先代を登場させて従業員のリアクションを見せているのだから)子供の頃から仕込まれている…てのは察しがつうくことだし。


「良いものは良いと、すぐに認め直すことができる誰にも負けない、そのツラの皮の厚さだろ?」

……とはいえ、「先代の御威光でもっての待遇改善をはかる」は「転職先を自分で探すのではなく頼る」は「雇い主に慣れなれしいタメ口きく」は「一升庵への復帰のための仲介と売込を先輩に泣きつく」ということなんで、ツラの皮が厚いといっても矢面に立って言葉や感情をぶつけあうわけではない。
前回に比べて一升庵の面々が江崎を受け入れている描写はちゃんと入ってる。
でも、だからといって勝手にいなくなったのが、いきなり駆け込んで来るというので良いのか? となるとね……。
まして前夜、泊めてもらったりと世話になってる先輩を突き飛ばして……てのは、ドラマ内でギャグ担当脇役キャラなら笑いをとれるかしれないが、主役に近めなメインキャラの行動としては、どうよ?……だったりする。




まぁ、裏番組が「無理な恋愛」だから、10~20代の視聴者は多少の不自然さがあろうと持って来れるのかしれないけど。

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